2012/01/30

1/30 ケニア研修(前半)

先週1週間は施設で各教科(物理/生物/化学/数学)に別れて研修を行った。


研修を受けている、各国から選抜された先生方(全員)


化学グループ

化学の研修グループは、
ウガンダ、ルワンダ、マラウィ−、ザンジバル、タンザニア、アンゴラ、ザンビア
の先生方がいる。

わたしも化学グループの1人。
写真は、みんなそれぞれ違う方を向いていて、
ほんとに
「みんなどこ見ているのー!?」ってほどなので、拡大してみてみて!



先生にとって2週目となる研修は、実践ー実験編。

ー実験室のあり方って?
ー生徒にとってわかりにくいモルをどう教えるか?(滴定実験の測定/計算)
ー電気分解の実験
ー炎色反応
ー還元反応
ー身近にある物から実験器具を作ろう

& 浄水場見学

グループに分かれて、話し合いをして実験をし、まとめていく。



私は実験途中、コメントをしたり手伝ったりしてた。


私、教えているっぽいでしょ!?






一番左端がトレナー(講師)です。。。



第3週目は実践ー授業編。
ケニアの学校に行って、先生方が実際に授業をする。
わくわく♪


2012/01/21

1/20 to Kenya

1/21〜2/4までケニアに行ってきます。

アフリカの多くの国では、教師の教科知識や授業実践能力の不足を補う研修が十分に整備されていない。
JICAがケニア教育省と協力して始まった「中等理数科教育教科計画」は、ケニアを中心としてアフリカ域内の国に対する研修の実施をしている。

そして現在、ルワンダから数名とアフリカの各国から選ばれた先生方がケニアの研修所で4週間、授業指導、専門指導なのど研修を受けている。
ルワンダは近年、フランス語から英語教育に変わった経緯により、先生方のサポートとしてルワンダの理数科協力隊員の私たち4人が2週間だけケニアの研修に参加するのだ。

ルワンダの先生達は帰国後National Trainer(指導者)として、学校の長期期間中に行う研修プログラムで現地の先生方に学んだ技術を伝えていく。

サポートするぞ!



そしてサポートという事だが、
同じ職種の先生方、他国の先生方とも会い、一緒に研修所で過ごせるという貴重な機会。

私自身学び、いろいろ得て帰るぞ!っておもう。




みらいの子ども達のために。

私の家によく遊びにくるバレーセ


2012/01/17

1/17 ご近所物語

私の住んでいる村には、5つセカンダリー(中高等学校)がある。

ご近所。
その中の一つに、TTC(教員養成の学校)と呼ばれる学校があり、VSO(イギリスのボランティア)のリンゼが活動している。

リンゼは私と同じ時期にルワンダに来て、去年から仲良くしてもらっている人。
英語を教えてもらったり、一緒に食事したり、誕生日を祝ってもらったり・・・

彼女はアメリカ人であるけど、VSOとして参加してきている。
以前にはニューヨークで仕事をし、タンザニアでもボランティアをしていた経験豊富な女性である。


今日は、彼女と私の家で食事をすることになった。




アボガドとトマトのサラダと、パスタ、そしてビールとおつまみ。

今日、電気コンロでパスタを作るのは難しいことを学んだ。。。







リンゼがニューヨークの学校が9月から新学期始まることと関係して、8月にアメリカに帰ってしまうかもしれないと聞いてショックを受けた。


あとは、私の学校に以前VSOが入っていたことを知ったらしく、
校長がシリアスなの?と聞かれた。

→シリアスです。。。






去年

リンゼと
リンゼの友人と
ルワンダの先生と
私と
一緒に食事をしたときの話になった。

リンゼの友人は日本に来た経験もあって、日本語が少し話せた。
みんなでゴハンを食べて、

英語と
キニアルワンダ語と
スワヒリ語と
日本語で
会話をしたのがすっごく楽しかった、よかった〜って。


一緒に料理をして、
食事をして、
ゲームをして。


ほんと、貴重な経験。
そして、その時間を大切にしたい。
生徒にも伝えたいな〜。






今日、電気ポットが壊れた〜。



顔を洗って、コーヒーやお茶を飲んで、お風呂に入るときに使っていた
たいせつな大切な電気ポットが壊れた。
(きまぐれでスイッチが入っていたのだが、ついに壊れたみたい)


あぁ〜。


あ”〜。。。











2012/01/16

1/16 子どもが産まれました^^

学校の先生、モリスとその奥さんの子どもが産まれた。

とっても小さくて、カワイイ。




2012/01/12

1/12 another passport

今、ルワンダは乾期。
けど、スコールみたいな雨が降って気温が下がった今日はとっても寒い。

フリース2枚を重ね着して、モコモコの靴下を履いて、
メールチェック、ブログを書き、これから勉強。

アフリカですけど。
あーさむい。。。
(日本はもっと寒いんだろうな〜)

そして今、隣にすんでいる女の事務の先生が
「あやー、って靴を返しにきた」

ノースリーブで。

ぜったい、寒いでしょ!?

って会話をした。





another passport。

それは、来週からケニアに研修をしに行く先生が、
個人パスポートの以外にも特別のパスポート(another passport)が必要か、必要でないのかという話になっている。

ケニアの情勢を考えての、緊急事態用のパスポートらしい。

けど、日曜日に出発なんだからはっきりしてー!!!
って思うが、私たちからはなにもできない。。。

無事に出発できればいいのだか。




2012/01/11

1/11 今日の実験

今日の実験は
「浮力」
について。



先生から事前に、「氷」がほしい、と言われていたから
約束の1時間目に職員室に持っていった。
(2㌢角の氷6つ)

先生:「おおー。ありがとう!これこれっ」

そして、机の引き出しの奥へしまおうとした。

わたし:「え!?いまから使うんじゃないの?」

先生:「5時間目なんだ」

わたし:「そ〜だったのね。ってか、5時間目には溶けちゃうでしょ!?机に入れてもダメでしょ!?」

って一人突っ込みをしながら、
「じゃあ、5時間目前に持ってくるわね^^」
と返事をした。


本当に生物の先生はおもしろいのだ。


で、

・氷は水に浮くんだよ〜
・ゆで卵をただの水の中に入れたら沈むけど、食塩水の中に入れたら浮くんだよ〜

的な実験をした。




しかし・・・
実はこの授業の前の予備実験で、ハプニングがあった。(らしい)

「アルコールがほしいから用意してくれ」
と言われ準備をし、他の実験室で授業準備をし数分だけ生物室を離れた。

戻って先生に「準備はどう?」と聞くと、

「火が出た・・・」

と目を大きくし、手で顔の汗を拭いている先生。

どうやら、水とアルコールの沸点の違いを調べる過程で、火がついてしまったらしい。

「濃度が高いやつそのまま使ったでしょ〜先生・・・」
「薄めれば大丈夫よ」

無事に、授業準備と今日の授業を終えることが出来た。


ときどきハラハラさせらる先生でもあるのだ。



2012/01/10

1/10 学校スタート/成人祝賀会

昨日、新学期が始まった。

久しぶりに会った先生からは、
「大きくなったね〜^^」って。

私、太ったらしい。。。

「become fat」とも言われて、苦笑いをするしかない。





1/9  日本では成人の日だった。

PCを開くと、
私が大好きで、おねえさんみたいに慕っている2人の先生からメールが届いていた。

振り返ると、教員になって2年目のとき。生徒達は高校1年生。
はじめて副担任として、担任の先生と一緒にクラスを持った。
けど、担任の先生が体調を崩してしまって、それから一人でクラスを任された。
学校としては新任がクラスを持つことは異例。
”ほかの担任をつけるか?”って意見もあったけど、”坂寄なら”って言ってくださった先生がいたこと、そしてクラスを任されたのが嬉しかった。
学年の先生方に支えられ、見ようみまねで仕事を覚え、子ども達とは進路相談の日々。

まわりの先生方に迷惑にならないように。
子ども達がより成長できるように。気持ちよく学校に通えるように。成績が上がるように、希望の進路へいけるように。

クラスにはやんちゃな生徒達もいたから、ハラハラするときもあった。

メールをくれた2人の先生は、
そのとき同じ学年で、
私のことを教師として指導し、そして同じ教師として一緒に仕事をし、いろんなことを教えてくれたおねえさん達。
ほんとうに大好きな先輩で、頭が上がらない。
どうやって恩返しをすればいいのかも、これまたわからない。

メールが来るたびに、私はうれし泣きしちゃうし。


そして今回、当時の生徒達が今年成人式を迎え、祝賀会のことを報告をしてくれた。

「・・・先日7日に、成人祝賀会がありました。みんな立派になっていました。あやちゃんがあきらめずに育てた新成人たち・・・」

「・・・みんな立派な成人になってましたよ。『坂寄先生に、たくさん勉強で絞られたあ」と思い出して懐かしんでいる生徒もいましたよ。」


成人となった生徒達にあいたいな・・・

私は協力隊の訓練所に入る半年前に、この生徒達の卒業を見届け、送り出すことができた。
「先生のクラスで良かった〜」
「教育実習しにくるから、先生のところに行きたい!」
「アフリカに行っちゃうの!?いつ帰ってくるの!?」
と言ってくれた生徒達。

とっても懐かしい。


立派になったみんなに会いたい。って思った。



受け持った生徒達へ、そして新成人のみなさまへ

ご成人おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。
笑顔を絶やさず、失敗を恐れず、前へと進んでいってください。
ますますのご活躍と発展を心よりお祈り申し上げます。



あと、先生方。
メールありがとうございました^^

2012/01/08

1/8 umwaka musha muhire

umwaka mushya muhire : キニアルワンダ語
happy new year:英語
あけましておめでとう:日本語

2012年 今年も宜しくお願い致します。

2011年は 
たくさんの人と出会って、
笑って、
悔しくて、嬉しくて泣いて、
助けられて、
いろんなことがあった1年でした。

ルワンダに来れたのも、
いま活動できているのも、
家族や親戚、友達、職場など多くの人の支えがあったから。

みなさま、本当に感謝しています。
帰国したら、ちゃんと挨拶しにいきます。



私なりに、

ルワンダの人たちに、子ども達に何が残せるのだろう。
出来るのだろう。

日本の子ども達になにを伝えられるだろう。
何を得てかえれるだろう。

って考えるけど、
まだ、はっきりと答えが出ない。


学校で活動をしているなかで思ったこと。

私自身、日本人として日本の教育を受け、
そして教師として子ども達に教えてきた教育法は、とても良いものだとおもう。

でも、ルワンダの教育もすばらしい。

たとえば、
日本でいうと小学校6年生、中学3年生、高校3年生の卒業時期に、
National Examというルワンダ国の全生徒が受ける試験がある。
その結果で入学校が決まるというもの。
(センター試験が各卒業時期に3回あるようなもの)

中学3、高校3年生の試験の中には、
ペーパー試験だけではなく、
実験のテストもあるし。

すごいでしょ?


先生方は、熱心な方ばかり。
授業に遅れないし、生徒の質問も授業時間外でも対応する。
部活・クラブの顧問も担当しているし。
(とりあえず私の学校は)

今年から、先生方の授業受け持ち時間数が”30時間以上”と
ルワンダの教育省から指示があったので、そうでない先生はクビになる。
30時間以上って・・・。

日本の学校でいったら、持ちすぎ。。。

でもルワンダの先生はやりこなしちゃう。
(授業準備がまにあうのか、心配なのもあるけど・・・)

給料だって安いのに。

「仕事があるだけいいんだ」っていう先生もいれば、
「次の仕事が見つかるまで」っていう先生もいる。

でも、みんな仕事をおろそかにしないし、
優しい人ばかりだから私はすき。


そんなルワンダの教育に携わることができて、
少しでも役に立ちたい。
学びたい。

日本とルワンダの教育のいい所を見つけて、それを生かしたい。





だから今年は、
もっと多くの人と話そうとおもう。
人の輪の中に入って、
巻き込まれて、
巻き込んでいこう。

どんなことも批判はしない。

けど、
自分の考えを伝えられるようにするためにも、
相手の気持ちをきちんと受け止めるためにも、
語学をさらに頑張る。



このまえ、現地の人に「アヤはルワンダの人が好きなんだね〜」って言われた。
みんなと現地語で挨拶をし、笑顔で会話をするのが好き。
家を建てている途中だったり、靴を修理している途中なのに、すれちがうときに「おおー」って笑顔で手を振りあうのが好き。

だから、

あと1年ベストをつくします。