コピーをしに街まで行った帰り、家の近くで子ども達が抱きついて迎えてくれた。
私の荷物を持ってくれるコロディーネとエヴァ
そしてもう一人、ジョン(13さい)もいた。
『お家どこなの?』
私にとってはたわいもない言葉だったが、彼から返ってきた答えが私の胸に深く突き刺さった。
ーお家どこなの?
「ないよー」
ーどこで寝てるの?
「ここら辺(草むらを指差して)、それかココ〜」
ーお父さん、お母さんは?
「いないよー」
ー学校は?
「いってない」
ー・・・
ジョンとエヴァとコロディーネと私の4人で、隣の先生のお家にお邪魔した。
お手伝いさんがお昼の準備をしていた。
はじめ、私が買ってきたパンをみんなでわけて食べていたんだけど、
1つのパンを5人で分けたからみんな一口ほどしかなくて、ジョンの話も聞いていてから、アマンダージを買ってみんなで食べた。
私のひざの上に座る子ども達(撮影:ジョン)
ジョンはカメラが大好き。
貸したら上の写真を撮ってくれた。
子ども達は私のひざに座るのが好きらしい。
2人も乗られると重いけど・・・がんばる。
お手伝いさんが、「ごはん食べる?」って食事を出してくれた。
「おいしいねー」っていいながら、4人で1つのお皿をいっしょに食べた。
お手伝いさんの話によると、
ジョンには家があって両親もいるが、ごはんを食べるのが難しい・問題だという。
そして、学校には行っていない。(行っていなかった)
子ども達が、ときどき隣の家で食事をもらっているのを見たことがある。
ルワンダの夜はとても冷える。
草むらで寝てないよね?
家があるって聞いたけど、大丈夫かしら?っておもう。