いま、ルワンダのセカンダリーの学校は、ターム休み。
いま、日本の学校は、夏休み。
その休みを利用して、日本から中学校の先生がルワンダに来てくれた。
JOCV(協力隊)のOGも参戦。その女性は協力隊後、JICAの市民参加協力の窓口(コーディネーター)として働き、国際理解教育ファシリテーターとしての経験が豊富な人。
1日の終わりにはみんなでノートとペンを持ち、振り返りの時間を作った。
東京の中学校で先生をしている女性に、帰国直前の数分を頂き、インタビューを行った。
〜ルワンダに来た動機ってなんですか?〜
・今度、地理でアフリカについて教えることになった。自分自身がアフリカのことをよく分かっていないし、54カ国もあるのに一つひとつの国についてイメージが無かった。
・ルワンダというと虐殺の印象が強かったが、調べてみると今は女性議員が多いこと、治安がいいと知りとてもビックリして、この18年間で何があったのかと感じることができればと思って。
〜ルワンダ、どうでした?〜
(ルワンダに来る前は、コワイと言っていた)
・人々が親切。子ども達もなつっこい。アフリカに対して遠いイメージだったが親近感が湧いた。
・日本の教科書に載っている”ルワンダで虐殺があった”という一行では表せないものがあった。18年間の苦労や人々が抱える今現在の葛藤や取り組みを知り、また、現地で働きサポートする日本人にお会いすることができて、ルワンダという4文字の中に重みを感じた。
・女性がオシャレでキレイだった。
〜やりたいことはなんですか?〜
・日本に帰って、アフリカ・ルワンダについて教えたい。
・また公民の国際理解教育の授業で、ルワンダを舞台にして日本人の方々のインタビューを紹介し、自分たち(生徒)が世界とどのように関わっていけばいいのか?と考えさせるような授業をしたい。
〜日本の子ども達にメッセージ〜
・「自分で見て聞いて」ということが大切だと感じた。
・教科書の写真や文は一部分で、人と触れて感じることってすごく大きい。
・大人になったときに興味あることに自分から進み、感じ取り、
それが世界に関わることであったら社会の先生として嬉しい。
熱くて、生徒想いのいい先生。
ファシリの勉強にもなった。
またまた、私の大好きな2人です。
さて。
私たちが過ごした1週間とは?
振り返りの中で、発見した
ルワンダでビックリした「気づき」、
なんで?って思った「疑問」、
もやもやとする今後の「課題」とは?
今後のブログで伝えますね。