2012/11/21

11/21 M23/反政府武装勢力

コンゴ反政府勢力「M23」が、東部主要都市ゴマを制圧した。


*関連記事




最近のニュースに出てくる記事をみて、
ルワンダフランの価値が下がっているのを目の当たりにして、

朝方の雷の音に

「これは空爆?」

と不安をよぎらせた。





‎"If there's somebody to be blamed in war and conflict, they would be all those who are apathetic."

〜もし戦争や争いで悪い誰かがいるとしたら、無関心の人全員だろう〜



こんな、友人からのメッセージが強く胸に残る。






2012/11/07

11/7 イネネシを捕まえ、そして食べる。

ルワンダは雨季のきせつ


よる、豪雨といえるような雨が降り

あさになると、私の家の前の校庭には、たくさんの子ども達が。



「なに?」

「なにしてるの?」










イネネシという虫を捕まえているのだ。


雨になると姿を現すイネネシは、
土の中に巣を作っているから、
地面をよ〜く見て探し出す。



で、フライにして食べる。
おいしいらしい。

子ども達は、


「イニャマ(お肉)だよ!」

っていう。

たしかに、、、肉かな〜。。。


けど、私はまだ食べられず。。。



いまの私は子ども達と一緒に虫を探し、
見つかったら、

「ここにいるよ!おいで!!!」

と言って手伝いをしているだけである。



2012/10/25

10/25 活動の成果?



物理の先生のサポートをしていたときの事。

板書の仕方に変化が見えた。

というのも、

今まで、文章だけの箇条書きが多くて、図を書いたとしても”ミミズ???”っていうもだったのが、


理数科の協力隊が行っているワークショップに連れて行き、
ワークショップの指導者としてプレゼンをしてもらい、
授業でもワークショップの打ち合わせでも、
アドバイスをしていたら、

授業の方法が変わったのだ。



「わかりやすく」

「ポイントをまとめて」

「内容は簡潔に」

「よくばらないで」

「イメージは大切」

などなど・・・

内容に応じて、
生徒目線で、
タイムマネージメントを大切に、
っていろいろ会話をしながら言ったつもり。



そしたら、

授業内容や板書が変わった。


活動残り3ヶ月を切り、
やっと目に見えてきたものかな?



現地の先生方から、

「あやがいた事を忘れない」

とか、


「帰ってしまうのが寂しい」

とか、

色々言われるけど、

授業で目に見える物として映し出されたら、
さらにうれしくなる。


がんばろう!ってなる。


どんな事があっても、
笑顔で受け入れたいっておもう。




10/24 あさやけ


任地、サーベの朝焼け



穏やかな、日々でありますように

って願う。




2012/10/23

10/23 定期試験;Practical Exam

3学期の定期試験がはじまった。

実験の試験のようす。


対象はS6(高校3年生)の生徒達


11月に行われる、National Examと呼ばれるルワンダ国の統一試験では、
ペーパと実験の両方を受けなければならない。

そのため私の活動している学校では、定期試験でも同じように”実験のテスト”が行われている。


ただし、
本当のNational Exam のテストでは、一人ひとりに実験道具が与えられ答えを導くのだが、学校では二人一組で行った。


*化学

物質Xを以下の試薬を使って特定せよ。
-HNO3
-NaOH
-Lime water
-NH3
-リトマスペーパー




*生物
断面図をしるし、その名称や役割を述べよ。



2012/10/22

10/22 アバーナ(こどもたち)

今朝のこと

学校までの道をいつものように歩いていると、
幼稚園の子どもが振り返るなり私に気付いて

トコトコトコ

って近くに来た。


マラムーツェ(おはよう)

って挨拶をして。

恥ずかしそうに、

まらむーつぇ(おはよう)

って返されて、


手を伸ばしてきた。



手を繋いで一緒に学校まで登校


すっごくかわいい。




そして、近所の子ども達

「いつ絵を書くの?」っておねだりをされて、紙とクレヨンを用意。

作品が完成したら、

「写真とってよー」ってまた、おねだり。



思わず、吹き出してしまう出来事
微笑ましい



2012/10/18

10/18 生徒達はここで寝ている

生徒達の寮の中(写真は男子生徒の寮)

一つのベッドに2人で寝ていたりもするそうだ。




ちなみに、私の使っているベッドも2段にはなっていないが、同じもの。
だって、学校にある教員の寮ですから。




2012/10/15

10/15 帰国3ヶ月をきって

帰国日がきまった。

1月4日に日本到着

あと、3ヶ月しかルワンダにいないんだ。なんて思うと、
何を書いたら良いのかが分からなくなってしまった。


きっと、
この普段の生活が、
普通じゃなくなってしまうんだろうなーって。


毎朝、赤土の道をほこりにまみれながら学校に行ったり、
お昼ごはんで家に帰るときには、プライマリーの子ども達に「あやー!」って呼ばれたり、
夕方、先生方と食事に行けば、料理が出てくるのに1時間かかる事なんて当たり前だし、
お金を払おうとすると、レシートの計算が間違っていたりして。
(わざとじゃなくて、本気で)


ルワンダの人たちに、

「日本にいつ帰るんだ?そしたらいつルワンダに戻ってくるんだ?」

って言われて、

お金だって、
距離だって、
時間だって、

簡単に都合がつけないと思うと、

切なくなる。



10月13日、学校では創立記念式典が行われた。






ミサ




学校に戻ってきてお祝い





一部の生徒達は講堂で食事




出されたお弁当を食べて





午後の式典(ルワンダダンス)




2012/09/23

9/23 Science Festival & Science Competition

先週
ルワマガナという場所で、Science Festival をしてきた。

ルワンダの協力隊員が様々なサイエンスショーをするというもの。





そして昨日、
Science Competitionにいってきた。
これはKOICA側が企画したもの。

ルワンダの5カ所で同時に競技が行われ、
南部県では私の学校を含めて7校が選ばれた。


競技内容は、
・ペーパー試験(物理、生物、化学)
・プレゼンテーション
・エアドロップ
・ブリッジコンテスト
・ペットボトルロケット

午前中、
試験とプレゼンが行われ、
ほかの種目は午後に使うそれぞれの競技物を作っていた。


ブリッジを作成中
(KOICAのユーヨン&生徒)


エッグドロップ





午後の競技で、ブリッジにおもりを乗せているところ



生徒たち



結果は




プレゼン競技に参加した、3人の生徒


プレゼン1位
ペットボトルロケット1位
化学の試験2位

の成績



頑張りました^^






2012/08/08

8/8 頼みますよ!!

メールの題名が「頼みますよ!!」

作新学院の先生から送られてきたのだ。

即座に、

やばっ!

依頼されていた、日本の学校(作新学院)の冊子の原稿依頼の件!?
期日、過ぎたっけ!?

って焦ったが、そうではなかった。



 硬式野球部が日本時間の8/9(木)8:00~の第1試合で,
長野県代表・佐久長聖高校と対戦します!
 萩野の時と同様な念を送ってください!!


 




そんなわけで、


みなさん!頼みますよ!!
甲子園!
作新学院への、強い念を送ってください!

8/7 首都のKigali&村のSave


日本からの先生が、
見たもの、
生徒達に伝えたいと考えてとった行動。



私が1年以上すんだここルワンダの、新しい気づき。
一緒にいたからこそ、分かったもの、考えたもの。


2人が何を記録として写真におさめたのか?
写真を共有したので、そこから改めて新鮮に感じる部分もある。


ブログが長くなってしまったが、読んで頂けるとありがたい。
写真だけでも、おもしろいかも。



>1日目(到着日)
*首都Kigali にある布屋さんへ

カラフルな布がたくさん
街には原色の服を身にまとう女性達
黒い肌にとてもキレイに映える

ここで、アフリカの布を購入。
生徒達に着せるんだって^^





>2日目
首都から私の任地である村のSaveへ
”ルワンダで起業を”と日本から来たお二方も一緒に。



*地方行きバス乗り場(at Nyabugogo)
バスの前には目的地が書かれたパネルが記されている。
バス会社、行き先ごとにバスの定位置は決められている。
ほとんどが時間通りに出発する。
⇒OV(元協力隊員)から、organizeされている!!!すごい!とお褒めの言葉を頂く。












*バスの中から見えたもの
区画された水田、これもすごい!とのこと。




*Save(任地、サーベ)で見たもの
①ルワンダは自転車が多いと言われた。

自転車タクシー





近所の子ども

②水汲み
OVから、「モザンビークで水汲みは、女性と子どもの仕事だったー!」
男性は水汲みをしないらしい。

ルワンダでは、男女、大人、子ども関わらず水汲みを行う。
他の国ではどうなんだろう?




③土壁の家
レンガ造りの家もあるけれども、土壁の家もある。




③アフリカらしい?



④スーパー




④サロン



⑤防犯対策




*近所の子ども達と交流がしたいと
ー浴衣、よさこいの着付け
ーおりがみ
ーサッカー?
をした。














*子ども達への質問
ー夢はなに?大きくなったら何になりたい?

日本の中学生に伝えるのだといっていた。
また、生徒から調べてきて!と調査依頼もされていた。



Saveの子ども達の多くは「先生になりたい」って。


子ども達への質問のとき、協力してくれた私の学校の先生、ヴェンサとピータと共に食事をした。



また彼らは、ルワンダの教育について答えてくれた。







村を出るとき、ヴェンサの子ども達といっしょにバス停まで。





























2012/08/06

8/6 東京の先生、来た。

いま、ルワンダのセカンダリーの学校は、ターム休み。

いま、日本の学校は、夏休み。



その休みを利用して、日本から中学校の先生がルワンダに来てくれた。

JOCV(協力隊)のOGも参戦。その女性は協力隊後、JICAの市民参加協力の窓口(コーディネーター)として働き、国際理解教育ファシリテーターとしての経験が豊富な人。



1日の終わりにはみんなでノートとペンを持ち、振り返りの時間を作った。







東京の中学校で先生をしている女性に、帰国直前の数分を頂き、インタビューを行った。



〜ルワンダに来た動機ってなんですか?〜

・今度、地理でアフリカについて教えることになった。自分自身がアフリカのことをよく分かっていないし、54カ国もあるのに一つひとつの国についてイメージが無かった。

・ルワンダというと虐殺の印象が強かったが、調べてみると今は女性議員が多いこと、治安がいいと知りとてもビックリして、この18年間で何があったのかと感じることができればと思って。



〜ルワンダ、どうでした?〜

(ルワンダに来る前は、コワイと言っていた)

・人々が親切。子ども達もなつっこい。アフリカに対して遠いイメージだったが親近感が湧いた。

・日本の教科書に載っている”ルワンダで虐殺があった”という一行では表せないものがあった。18年間の苦労や人々が抱える今現在の葛藤や取り組みを知り、また、現地で働きサポートする日本人にお会いすることができて、ルワンダという4文字の中に重みを感じた。

・女性がオシャレでキレイだった。




〜やりたいことはなんですか?〜

・日本に帰って、アフリカ・ルワンダについて教えたい。

・また公民の国際理解教育の授業で、ルワンダを舞台にして日本人の方々のインタビューを紹介し、自分たち(生徒)が世界とどのように関わっていけばいいのか?と考えさせるような授業をしたい。



〜日本の子ども達にメッセージ〜

・「自分で見て聞いて」ということが大切だと感じた。

・教科書の写真や文は一部分で、人と触れて感じることってすごく大きい。

・大人になったときに興味あることに自分から進み、感じ取り、
それが世界に関わることであったら社会の先生として嬉しい。





熱くて、生徒想いのいい先生。

ファシリの勉強にもなった。

またまた、私の大好きな2人です。



さて。


私たちが過ごした1週間とは?

振り返りの中で、発見した
ルワンダでビックリした「気づき」、
なんで?って思った「疑問」、
もやもやとする今後の「課題」とは?


今後のブログで伝えますね。




2012/07/29

7/29  結果、オリンピック、甲子園

『ルワンダからこれ以上ないほどの強い念を送ってください!!』

と作新の先生からのメールにあったお言葉。


*結果

競泳 萩野公介選手が銅メダル NHKニュース

作新が連覇 3季連続甲子園 高校野球栃木大会 |下野新聞「SOON」



「念」は届いたかしら?
テレパシーできたかな?


オリンピック銅メダル!
甲子園出場!




「Amazing!」とのルワンダ協力隊からのメール。


すごくうれしい!!!
おめでとうー^^




それぞれが自分の全力を尽くして、
みんなが応援してて、
たくさんの人が喜んでいる。


人の力って偉大だな〜って、感じた。




作新の校風、「一校一家」の精神は素晴らしくて、
私はすき。


生徒数も教員数もとても多い学校なのに、
学院全体が一つの家族のように、助け合い支えあっている。



先生方は、
どんなに忙しくったって、
疲れていたって、
いつも「生徒」のことを考えていた。
大人しい子、元気な子、やんちゃな子、全生徒のことを。


生徒達は、
先生から指導をされて、「イラッ」ってする姿もあるけれど(笑)
卒業してからの学院を訪れる人は多い。
笑顔で「せんせい〜」って来て、思い出話がつきないのを見ていると、
生徒も先生が、学院が大好きなんだって感じる。


それは、
私が学院の卒業生であり、
教員という2つの立場を過ごせたから気がついたこと。



そんな尊敬する人たちに囲まれて、
自分もそうなりたいとおもった。


敬愛する先生方が築き上げた「絆」で、作新の夏がスタートした。
愛しい生徒達が、先生と友人との「絆」で、作新の夏をスタートしだした。


夏、スタートです!





2012/07/27

7/27 作新の風

教員として4年半勤めていた「作新学院」
(現在休職中)


明日、オリンピック競泳200M個人メドレーに、学院の生徒、萩野公介が出場する。

硬式野球も県予選準決勝まで進んでいる。


「作新の風」が吹きおこる。

作新の夏はアツイ。

そんな作新が私は大好きだったりする。


応援よろしくお願い致します。





2012/07/26

7/26 休養

お腹?
胃が痛くて、休養していました。

ブログがずっと滞っていてごめんなさい。





2012/07/18

7/18 about genocide by school exam 〜再発を防ぐために、あなたは何をしますか?〜

明後日で、ルワンダの2ndタームが終わる。


先週の試験で、出された問題。




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2. 1994 tutsi genocide has been a big burden on Rwanda society.
As youth at the same time students, what is your contribution to prevent its reoccurrence  in any kind of source?




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ルワンダの教育現場では、

1994年のジェノサイドについて、
小学校で学び、考え、
中高等学校でさらに深く理解するのだという。






〜 再発を防ぐために、あなたは何をしますか? 〜






この問いかけは、

ルワンダや日本だけにとどまらず、
世界中の人が常に考えなければならないこと。




いのちは、

ヒトによって奪われるものではない。
自分で、それもだめ。



そして、

ことばで相手を傷つけることもしてはいけない。



よくないからって、
むかついたからって、

相手を中傷する権利はないわ。



せっかく言葉があるのに、

人を守り、
愛するために、
喜びのために、つかわないなら、

これほど悲しいことはないだろう。




そんなことを、
日本のニュースを見て、思うのだ。





2012/07/16

7/16 整腸剤を飲む

お腹がちょーーーいたい。。。


ごはんを食べれば良くなるのかと思い食べたが、良くならず


いつも通りにブレイクタイムで学校のイチャイ(ルワンダの紅茶)を飲めば良くなるかと考え飲むが、やはり痛い。


原因。

たくさんありすぎて分かりません。



はじめて整腸剤を飲むことに。
日本でも飲まなかった、そしてルワンダに来て1年半経ち初体験。

まずい。。。


がんばれ!
パンシロン。


2012/07/13

7/13 今日はBioのテスト










1人ひとりに植物とトマトを用意、あとカッターも。


トマト:断面図を書き、それぞれの名称を述べよ。
植物:種類ごとに分類せよ。







2012/07/12

7/12 What were the cause and consequences of Meiji Revolution in Japan?

テスト監督をしていると・・・


目に留まった。


「ん?」




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CARREFOUR UMUREZI: DISTRICT : HUYE-NYANZA-GISAGARA
ORDINARY LEVEL

SUBJECT : HISTORY OF EUROPE AND THE REST OF THE WORLD

DAY:29/06/2012
DURATION:13H-16H30
TIME:3HOURS

INSTRUCTIONS:
There are 10 questions is this pater.
Answer only 4 questions on your choice.
Each questions carries 25 marks.


1. Assess the importance of Russia in the downfall of Napoleon Bonaparte.
2.What were the cause and consequences of Meiji Revolution in Japan?
                                         

(以下省略)



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Japan!?

Meiji Revolution!?

What were the cause and consequences of Meiji Revolution in Japan?


私、直ぐに答えが出てこなかった。。。


提出された生徒の答案を拝借して見ると、
− Tax・・・(税金の負担が大きかった的な文章)
− 産業革命



驚き。



ちなみにこのテストはS3(中学3年)の生徒達が受験。
対象は私の学校だけではなく、郡が統一で行っている試験である。