2012/03/28

3/28 ルワンダのテスト事情

もうすぐターム(1学期)が終わるので、テストが行われた。

日本でいう期末テストみたいなもの。



そこで、ルワンダの期末テスト事情を紹介

生徒が真剣に受けているテストだったので、写真は撮らず。
なが〜い文章だけで、ごめんなさい。


①教室の中には、複数の学年
カンニング防止で、テストを受ける教室の中には複数の学年を混ぜている。
そして、生徒同士の間には一人分の席を空け、
さらに、右側からS1/S4/S6/S1の列と、隣に同じ学年が座らないように工夫されている。


②教室に入る前には、1列に並んでボディーチェック
テストが開始される前には必ず、教室の前に生徒が学年ごとに1列に並ぶ。
そして、教室に入るときに私たち教員が
・学生証
・持ち物チェック
・ポケットに何も入っていないのを確認
してから入室させる。

③テスト前のお祈り
生徒達全員が席に着くと、座る前にみんなでお祈りをする。
これは普段の授業でも行われる事。
キリスト教が多い国、ルワンダ。

④解答用紙と問題用紙
解答用紙:ノートを切り離し、学校のスタンプが押されたもの
テスト監督者が、図書室から担当教室の解答用紙を持っていき、
席に着いている生徒一人ひとりに手渡しする。
数分後、教頭先生から問題用紙が渡されるので、
また一人ひとりに問題を渡していく。

⑤テスト中には、「マシーン」「ペーパー」
よく生徒から「ティーチャー」って声がかかる。
問題に対する質問もあるが、日本と違うのは物の貸し借りが行われること。

「マシーン」=計算機 を使いたいといわれ、
教員が教室を見渡し、
他の生徒から電卓を借り、使いたい生徒に渡す。

解答用紙が足りなくなると、「ペーパー」といわれ、紙を渡しにいく。

そのほか、
鉛筆だったり、
ボールペンが出なくなったから他の人から借りたり、
消しゴムだったり、
定規だったり、
物の貸し借りが頻繁におこなわれる。

それに教員が対応するから、食堂でのテスト監督は生徒の人数が多くて大変。


⑥テストが終わると
解答用紙を提出し、自由に外に出ることができる。


⑦テスト時間
学年によって異なるが、1教科2時間をとっている。
S6(高校3年)は1教科3時間のテストもあり、かなりハード。



明日、生徒達に成績表が返され、みんな実家へと帰っていく。

3ヶ月ぶり家族と会うのだもの、楽しみだろうな〜。


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